こんにちは！
森貞仁です。

今回はヤフオクで悪質な出品者に騙されてしまった時の
対処法についてお伝えしていきます。

例えば「入金したのに商品が届かない」「入金した途端音信不通になった」
というような状況ですね。

そもそもヤフオクでは、
Yahoo!かんたん決済を利用して決済した場合に限り、
未着報告をすれば代金は返金される仕組みになっています。

しかし、Yahoo!かんたん決済の支払い期限が過ぎた、
あるいは特定カテゴリー商品の取引などで
Yahoo!かんたん決済以外の方法で決済した場合、
ヤフオクは一切介入してくれません。

では、Yahoo!かんたん決済以外の決済で
このように明らかな詐欺被害に遭ってしまったら、
一体どうしたらいいのでしょうか？？

■出品者と連絡を取る

　まず最初にやるべきことは出品者に連絡を取ることです。
　これにはいくつかの段階があります。

1.取引ナビで連絡する

まずは取引ナビでメッセージを送り返信を待ちましょう。

2.連絡掲示板で連絡する

取引ナビで返信がない場合は、
連絡掲示板でメッセージを送りましょう。

連絡掲示板は他のユーザーも閲覧できるので、
ここにメッセージを載せておくことで出品者にプレッシャーを与えることができます。

3.評価にコメントする

連絡掲示板でも連絡が取れない場合は、
非常に悪い評価をつけて、コメント欄で抗議しましょう。

評価コメントも他のユーザーに公開されるので、
被害を訴えられたら出品者にとっても不都合なはずです。

4.直接電話をかける

出品者情報に記載されている
相手の電話番号に直接電話をかけましょう。

記載されている電話番号が虚偽の情報であれば、
間違いなく詐欺と思っていいでしょう。

■出品者と連絡が取れない場合

　ところが、上記の方法を試しても
　一向に連絡がつかないこともあるかもしれません。

ここからは悪質な出品者と連絡が取れない場合の対処法をお伝えしましょう。

1.内容証明を送る

内容証明郵便を出しておけば、
郵便局が誰が、いつ、どんな内容の手紙を出したのかを証明してくれます。
内容証明郵便の控えは警察に被害届を出す際や裁判を起こす際の証拠にもなります。

内容証明郵便を送るだけでも
かなりのプレッシャーになるはずです。

2.警察に被害届を出す

内容証明郵便にも応じない場合は、
警察に被害届を出しましょう。

これにも出品者にプレッシャーを与える効果があります。

3.少額訴訟をする

これは最終手段ですが、少額訴訟制度を利用して裁判をするという手もあります。

少額訴訟制度は60万円以下の賠償請求をする裁判です。
弁護士に依頼するかが任意なので、
比較的安い費用で裁判を起こすことができます。

ただ、相手の住所を管轄する簡易裁判所に訴える必要があるので、
出品者が遠方に住んでいる場合は交通費などの費用も
計算した上で検討するといいでしょう。

被害届を出すにも内容証明を送るにも時間と労力がかかります。
このような無駄な事態に陥らないためにも、
事前に悪質な出品者を見極めることが大切です。

昨日の記事では悪質な出品者を見極めるポイントについてお伝えしています。
併せて参考にしていただければと思います。

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